マクラーレンのF1チーム代表アンドレアス・ザイドルは、マクラーレンはホンダとのパートナーシップを継続するべきだったのではないかとの質問に沈黙を貫いた。ホンダは2015年にマクラーレンのワークスパートナーとしてF1に復帰。しかし、信頼性とパフォーマンス不足が露呈し、マクラーレンから契約を解消するかたちでパートナーシップは終了。マクラーレンはルノーのF1エンジンに切り替えた。
しかし、日曜日のF1オーストリアGPでは、ホンダが新しいパートナーであるレッドブルとともに優勝。ホンダとしてF1復帰後初、さらにレッドブルとの提携後の初優勝を果たした。マクラーレンの新しいチーム代表であるアンドレアス・ザイドルは、レッドブル・ホンダの勝利は“素晴らしい”ことだと語る。「F1で新しいウイナーを見えるのは素晴らしいことだ。ホンダにとってだけでなく、F1全体にとってもね」とアンドレアス・ザイドルはコメント。しかし、ポルシェのLMP1プログラムを成功させてF1に戻ってきたアンドレアス・ザイドルは、マクラーレンはホンダのF1エンジンを搭載し続けるべきだったのではとの質問には答えを拒んだ。「正直、私の時代の前のことなので、私の関心事ではない」とアンドレアス・ザイドルはコメント。「私はチームの現在の状況、そして、将来のことを扱っているので、コメントを差し控えさせてもらいたい」「我々はルノーとのパートナーシップに満足している。シャシーとエンジンは非常にうまく連携している。ルノーは冬に素晴らしい仕事をしたし、今はエンジンについて疑問はない」