マクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンは、現在のドライバーであるカルロス・サインツとランド・ノリスのパフォーマンスに非常に満足しており、フェルナンド・アロンソがチームに復帰するためにはF1が3台目のマシンを許可しなければならないと冗談交じりに語った。2度のF1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソは、マクラーレンで過ごした2018年を最後にF1を離れた。
最後のタイトルを獲得して以降、メルセデス、フェラーリ、レッドブルがタイトルを勝ち取っており、アロンソは10年以上タイトルから遠ざかった。フェルナンド・アロンソは、世界3大レースでの“3冠”達成という目標を追求するためにF1を離れたが、自分が望めばF1に復帰することは可能だと語っている。だが、フェルナンド・アロンソはマクラーレンに戻ってくるかと質問されたザク・ブラウンは、アロンソのためのスペースがないのでそれは不可能だろうと語った。「まずは3台のマシンを使うことができるかチェイス・キャリー(F1最高責任者)に聞いてみなければならない」とザク・ブラウンは Auto Motor und Sport にコメント。「我々は現在のドライバー(ランド・ノリスとカルロス・サインツ)と長期契約を結んでおり、彼らに非常に満足している」「幸いなことに、まだフェルナンドからの電話はない。現在、空いているコックピットはない」「現在のドライバーはこれまでのところ非常によくやっている。彼らは50%のケースでQ3進出を達成し、我々に良いフィードバックを与えている」ザク・ブラウンは、現時点でマクラーレンがコンストラクターズ選手権で“ベスト・オブ・ザ・レスト”の4位に位置することができているのは、カルロス・サインツとランド・ノリスの関係性も一因であると語る。「さらに彼らは仲よくやっているし、彼らがお互いにバトルをするときも心配する必要はない」
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