マクラーレンは、F1ヨーロッパGPで、ルイス・ハミルトンが2位、ヘイキ・コバライネンは4位だった。ポールポジションからスタートし、中盤まで首位でレースを有利に進めていたハミルトン。しかし、最後のピットストップではチームとのコミュニケーションが乱れ、予定よりも早くピットイン。結果的にルーベンス・バリチェロに1位の座を明け渡してしまった。しかし、この日最多の13ポイントを獲得したマクラーレンは、コンストラクターズポイントでトヨタを抜いて4位に浮上した。
ルイス・ハミルトン (2位)「2戦連続表彰台という結果は嬉しい。今日はベストの仕事ができた。悔いが残るか、と聞かれたら、イエスと答えるしかないが、皆が勝利を目指して努力したからこそ、ここまで来ることができた。とはいうものの、僕たちは勝つまで満足することはないだろう。今日は失うものは何もなかった。ルーベンス(バリチェロ)に勝つのは簡単ではない。できるかぎりの努力をしたが、今日はそれでも足りなかったということだ。だが、今週末のパフォーマンスは、戦闘力が向上した事実を示している。最速マシンとの間にはまだ若干の差があるようだが、必ず追いついてみせる」ヘイキ・コバライネン (4位)「2番グリッドからスタートして4位フィニッシュ、というのは理想的な状況ではない。ただし、ハンガリーよりも良くなったと実感している。週末を通じていいパフォーマンスを見せられた。ここまで頑張ってくれたスタッフに感謝したい。まだフロントランナーと同等のペースでは走れないが、現在のポジションまで回復できたことは素晴らしい。過去3戦だけに限れば、マクラーレンが最多のポイントを獲得している。だが、まだ不十分だ。次戦スパは大好きなサーキットなので、今から集中力を高めて表彰台を目指したい」マーティン・ウィトマーシュ (チームプリンシパル)「昨日はフロントローを独占できたので、レースにも大きな期待を賭けていた。しかし、ルーベンスに勝てるだけのスピードがなかった。ライバル勢とは異なったタイヤ戦略を採用したが、果たしてこれが正しかったかどうかは分からない。いずれにしても、勝てるほど速くなかった、というのは事実に違いない。最終ピットストップに関しては、安全に2位でフィニッシュするのではなく、優勝を狙う戦術に訴えた。ルイスとヘイキのピットストップ・タイミングを入れ替えたのだが、相応のリスクは覚悟していた。ギリギリでの判断だったので若干の混乱が生じてしまい、貴重な数秒を失った。だが、ルーベンスのペースからすると、あそこでロスしようがしまいが、リザルトに大差はなかったと思う」ノルベルト・ハウグ (メルセデス・ベンツ・モータースポーツ・バイスプレジデント)「ルイスはまったく隙のないパフォーマンスを見せていただけに、勝てなかったのが残念だ。しかし、ルーベンスを破るには、あれほどタイトなピットストップを行わなければならなかった。今日のルーベンスは勝利に値する。今日はマクラーレン・メルセデスが最多のポイントを獲得することができたが、これは夏期休暇に入る前のハンガリーと同様の状況だ。この2戦で、マクラーレン・メルセデスは36ポイント中27ポイントを独占し、ルイスは20ポイント中18ポイントを手中に収めた。非常にポジティブな結果であり、ウォキング、ブリックスワース、シュツットガルトのスタッフも大いに喜んでいる。彼らの努力があったからこそ、マクラーレン・メルセデスとしてあるべき姿に戻ることができたのだ。ヘイキも堅実なドライビングを見せて、今季のパーソナルベストをマークしてくれた。プラスの要素が数多くみられるので、今後はいっそうの上乗せを目指したい。最後に、5年ぶりに表彰台の頂点に立ったルーベンスを心から祝福したい。私だけでなく、パドック全体が同じムードになっているはずだ」レース結果:F1ヨーロッパGP 決勝:ルーベンス・バリチェロが優勝!
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