マクラーレンは、F1ベルギーGPの金曜フリー走行で、フェルナンド・アロンソが16番手タイム、ストフェル・バンドーンが20番手タイムだった。FP1ではランド・ノリスがアロンソに代わって走行を担当した。フェルナンド・アロンソ (16番手)「今日はFP1に参加しなかったけど、大きなロスではなかったし、すぐにクルマとサーキットを快適に感じることができた。かなり熟知しているサーキットだし、その点は問題なかった」
「両方のタイヤを試し、特にストフェルのクルマでいくつか興味深いテストができたので満足しているし、明日にむけて改善するために何ができるか見てみよう。最初のセッションでは正しいリズムを観るケルのが難しそうだった。今週末ここまで僕たちは少しパフォーマンスが不足しているし、戦いたければ、明日にむけてコンマ数秒を見い出せる場所を解明する必要がある。1つのセクターや特定のエリアで不足しているわけではなく、全てがかなり同じような感じだ。サーキットのある部分というわけではないので、さらに難しい。でも、明日と日曜日にむけて改善させるためのアイデアはいくつかある。日曜日にポイント圏内にとどまることが目標だし、そのために明日の予選がいかに重要かはわかっている」ストフェル・バンドーン (20番手)「今日も問題だらけの一日だったし、週末のベストなスタートが切れたとは言えない。FP1では序盤にブレーキ、後半にはエンジンに関連する問題が発生し、本格的なラップはほぼできなかった。今日はあまり仕事をしたという気がしなかった。FP2でもいくつかの問題で始まったし、ノーマルな走行はほぼ1周くらいしかできなかった。とてもフラストレーションが溜まる一日だった。特にホームの観客の前だからね。僕はとても楽観的な気持ちでここに来て、ファンからのたくさんのポジティブなエネルギーとサポートのなかでレースをするのを楽しみにしていた。このようなカタチで週末をスタートするのは当然ながら理想的なことではない。最近、僕たちにっは多くの問題が発生しているように思うし、ノーマルな走行ができることを本当に願っている。当然、フラストレーションを感じている。今日のパフォーマンスはまったく駄目だった。僕たちはまだかなりペースと競争力が不足しているし、やらなければならない仕事はまだたくさんある。今週末に何らかの良い結果を出すにはちょっとした奇跡が必要だと思う。少し上に行けるとしたら、雨かトリッキーなコンディションになるしかな。雨は降るかもしてないし、様子を見てみるつもりだけど、まだ道のりは長いし、週末中に大きく進歩するのは厳しいと思う。チームは僕にパフォーマンスを期待しているはずだし、ここ数戦はかなりいいパフォーマンスを発揮していたと思っている。ハンガリーでは、問題はあったけどとてもいいパフォーマンスを示していた。もちろん、彼らは僕たちを比べたがっているだろうけど、比較する前にチームがまず僕にコース上で走れるクルマを与えるべきだ」ランド・ノリス「今日はF2とF1の間をやりくりしなければならず、とても忙しい一日だった。FP1に間に合うようにF1パドックにたどり着くためにバイクで移動しなければならなかった。ちょっとストレスはあったけど、それだけの価値はあったね! それでも良い一日だったよ。午前中はちょっと緊張していた。特にスパでクルマに戻るのはとてもエキサイティングなことだし、僕のお気に入りのトラックのひとつだからね。プログラムをうまく進めることができたし、十分な周回数うを重ねることができた。ここでは過去にF4、フォーミュラ・ルノー、F3、F2で走っているし、今回はF1だ。すべてのクルマがここでどんな感じかはわかっているよ! 僕たちはいくつか空力テストを実施していたし、僕の走行はどれも本格的なパフォーマンス走行ではなかった。それができれば素晴らしかったんだけどね。スピードは重要ではなく、一貫性とフィードバックが重要だった。F1で走ることは主にプレッシャーによって非常に異なる。ここにははるかに多くの人々がいる。レース週末に走行することがどんな感じかを直に見ることができたのは良い経験だったと思う。ストフェルやフェルナンドと比較した自分の位置もおおまかにわかったしね。ブダペストテストで走った後、クルマに乗り込む機会が巡ってきてもかなり準備はできていると感じたし、すべてのことをより快適に感じられるようになってきている。ビルドアップにもそんなに時間はかからなかった。F1では全般的にクルマに乗る機会がかなり少ないので、どんな走行機会でも最大限に生かす必要があると思っている。学び、自分自身を証明し、一貫性、速さ、信頼できることを示し、良いフィードバックを与える。今日はそれができたと感じている」ジル・ド・フェラン (スポーティングディレクター)「全体的に難しい1日にいなってしまった。ロングストレートがあるこのサーキットは直線スピードという最大の弱点が露呈する。加えて、FP1ではストフェルのマシンにいくつかメカニカルトラブルが発生し、走行を短縮しなければならなかった。ランドは、彼にとってはいつも通りのこととはいえ、マシンとコースにすばやく順応し、素晴らしくクリーンなセッションを過ごしてくれた。我々のエンジジニアは明日の準備を進める上ですべてのデータをふるいにかけていかねばならず、多くの宿題がある。天候も不確かなので、少なくともファンにとってはいくらかのエキサイトメントが提供されるだろう」関連:・F1ベルギーGP フリー走行2回目 | キミ・ライコネンがトップタイム・F1ベルギーGP フリー走行1回目 | セバスチャン・ベッテルがトップタイム
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