マクラーレンは、F1プレシーズンテスト開始直後のフェルナンド・アロンソのクラッシュは、ホイールナットが緩んでいたことで発生したと説明した。フェルナンド・アロンソは、ルノーのF1パワーユニットを搭載したマクラーレンの2018年F1マシン『MCL33』で本格的なテストを開始。しかし、6周目にスピンを喫してグラベルでストップ。赤旗の原因となった。
クラッシュ後、フェルナンド・アロンソのマシンから右リアホールが外れていた。マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは、昼休みの会見でホイールナットが緩んだことがフェルナンド・アロンソのコースオフを引き起こしたとし、その問題は“容易にフィックスできる”ことだと述べた。「ホイールナットに問題を抱えてきた。午後にはここに戻ってくるだろう」とザク・ブラウンはコメント。「エリック(ブーリエ:レーシングディレクター)が今日の活動の全てを見直すだろうし、今日のことを報告してもらう予定だ」「それがテストの目的だ。全てのチームがテストを通して様々な問題に見舞われると思うそういうものだ」「我々が時間を失うことはほとんどないだろう。まったく大きな問題ではない」テスト初期の問題はマクラーレンの今後に影響を及ぼすかと質問されたザク・ブラウンは「いいや、ドラマはない」とコメント。「ガレージでは全員がかなりリラックスしている。このチームはプレッシャー、注目されること慣れている。我々はそれを楽しんでいるし、進んで物事に取り組んで、その機会を掴むのが好きだ」「追加のプレッシャーはまったく感じていないし、すでに自分たちにそのようなプレッシャーはかけていない」「チーム内のムードは素晴らしい。全員がレーストラックにいることをとても嬉しく思っている。ファクトリーの全員も楽しみにしている。シェイクダウンは非常にうまくいったし、全員が新シーズンに非常に興奮している」フェルナンド・アロンソは昼休み前にコース上に復帰し、午前中に合計で10周を走行して8番手タイムでセッションを終えている。ホンダと新たなパートナーシップを開始したトロロッソは、午前中の2番目の走行距離である72周を走行して5番手タイムで午前中のセッションを終えている。ホンダがトロロッソとトラブルフリーなスタートを切ったことについて質問されたザク・ブラウンは「トラブルフリーでシーズンを過ごせるチームなどピットレーンにいないと思う。これまで見たことがない」とコメント。「我々は自分たちのプログラムに集中している。もちろん、ホンダの成功を祈っているし、トロロッソは素晴らしいチームだ」「だが、我々は自分たちのプログラムに集中しているし、今日の自分たちの位置にかなり満足している」
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