マクラーレン・ルノーが誕生するかどうかは、トロ・ロッソの決断に委ねられている。モンツァでは、マクラレーン、ホンダ、ルノー、トロ・ロッソ&レッドブル、FIAの上層部がそれぞれ会談。マクラーレンとホンダの決別は決定的だと思われている。ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は「まだ彼らを説得するために良いパフォーマンスを生み出すために努力しています」とコメント。
「ですが、それが十分かどうかは確信できていません」だが、マクラーレンのザク・ブラウンとエリック・ブーリエの発言は、ホンダに対する忍耐が尽きているのは明らかだ。「マクラーレンは常に目標を達成してきた。ホンダは決して彼らの目標に届くことはなかった」とエリック・ブーリエはコメント。マクラーレンは、ホンダとの契約を解消することによって年間1億ドルの損失を抱えることになると考えられていが、単純に契約を解消することはできない。マクラーレンは、ホンダと決別した場合に他メーカーのエンジンを獲得する必要があるが、メルセデス、フェラーリ、ルノーはすでに3チームと供給契約を結んでいる。そのため、マクラーレンは、ホンダをF1に留まらせつつ、ルノーのエンジンを獲得するために、トロ・ロッソとのそのオーナーであるレッドブルにルノーとの契約を断念させるよう説得を続けている。「マクラーレンだけの状況ではない。状況は複雑だ」とマクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは語る。「我々はF1全体にとって何がベストかも考慮する必要がある。交渉に関わる全ての当事者はそれを理解している。それ以上のことは言えない」マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは「理想的なシナリオは最後に全員が笑顔になっていることだ」とコメント。「だが、そこにたどり着くには、トロ・ロッソが協力してくれなければならない」「我々は自分たちのやっていること、どこに向かっているのか知る必要がある。もう来年のクルマの設計に影響を及ぼす時期にある」ルノーのアドバイザーを務めるアラン・プロストは、ルノーは「準備は整っている」と Bild にコメント。「だが、まずはトロ・ロッソ、マクラーレン、ホンダが合意しなければならない」理想的なシナリオは「マクラーレン・ルノー」「トロ・ロッソ・ホンダ」が誕生して、ホンダがF1から追い出されることを回避させること。だが、それには各当事者の複雑な思惑が絡んでいる。トロ・ロッソがホンダとの契約に合意し、ホンダがマクラーレンとの契約を解消することに合意するか。決定は今週中にいなされると予想されている。
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