ホンダの不振によるマクラーレンのパフォーマンス危機は、チームの将来を危険に晒している。元F1ドライバーのマーク・ウェバーはそう考えている。ホンダとのパートナーシップ3年目を迎えたマクラーレンだが、今季はプレシーズンテストからホンダの新型パワーユニットにトラブルが多発し、初年度のような苦戦を強いられている。
マーク・ウェバーは、ホンダの信頼性とパフォーマンス不足が、マクラーレンの存在をも危機にさらしていると懸念している。「14位にいるチームではない。彼らは速やかに対応策を見つける必要がある。企業としてのマクラーレンそのものの将来が危うくなってしまうからね」その状況のなかでも、ストフェル・バンドーンは比較的リラックしていられるとマーク・ウェバーは考えている。「彼の良いキャリアを予想している。フェルナンド・アロンソと一緒にいれることはラッキーだ。今はフェルナンドがあそこを仕切っているし、彼はバンドーンにとって素晴らしいお手本だ」また、F1モナコGPを欠場してインディ500に参戦するというフェルナンド・アロンソの決断について「モナコを欠場するというアロンソの決断は、現時点において誰が本当にマクラーレンを引っ張っているのかを示したものだ」とコメント。「彼のチームとの関係は明らかに非常に重要な局面を迎えている」「ホンダはパフォーマンスのレベルを上げなければならない。そうしなければ、マクラーレンはドライバーの交代もやむを得ないことだと受け入れるしかなくなるだろう」
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