マクラーレン・ホンダのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエが、F1バーレーンテスト2日目のプログラムを振り返った。テスト2日目はトラブルのない、収穫の多い一日となり、シャシーのセットアップとハンドリング設定の組み合わせのテスト、空力データのシュミレーションとの整合を確認するテスト、パワーユニットのドライバビリティと信頼性に関するテストに大半の時間を費やすことができた。
「今日は、信頼性の面で、すべてのものが完ぺきに機能した」とエリック・ブーエリはコメント。「また、セッティングに関しては、予定よりも多くの作業を実施することができた。今日はあるべき形でテストを行うことができ、コース上での時間を最大限に活用することができた。すべて予定どおりにテストスケジュールを消化し、連続走行も行った。今日のテスト内容には、とても満足している」「今日はなんの問題もなく走行できたので、ここ数日の間に発生した不具合について理解するのは簡単ではない。ただ、ホンダは原因がどこにあるのかを見つけるために、懸命な仕事を続けている」「今日はこれまでよりもさらにアグレッシブなセットアップで走行することができ、膨大な情報を収集しながら、解決策についても数多くテストした。従って、データおよび結果の両面で、非常に前向きな一日となった」「ここ2週間は、マクラーレン・ホンダの全員にとって試練のときだった。自宅を離れて久しいというのに、長時間にわたって懸命に仕事をし、信じられないほどの努力を重ねてくれたチームのメンバーには、感謝してもしきれない」「オリバーとストフェルも、すばらしい仕事をしてくれました。特にストフェルは、連戦となったここ2週間は困難な状況に直面していたため、今日のテストで多くの周回を重ねられたことは、本当に貴重だった」「今回はいいタイミングで、最終日にかなりの距離を走行することができた。我々は、引き続き前進するために今まで以上にやる気に満ちた気持ちで、これからファクトリーに戻る。データを解析するが、ソチで開催される次戦に向けて準備する時間はあまりない。次のロシアGPも難しい週末になると思うが、我々はいつもどおり困難に立ち向かう準備はできている」関連:F1バーレーンテスト 2日目:バルテリ・ボッタスがトップタイム
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