マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは、F1オーストラリアGPでフェルナンド・アロンソをガス欠が理由で故意にリタイアさせた推測を否定した。フェルナンド・アロンソは、10番手走行中にマシントラブルによって12番手に後退したあと、残り7周でレースをリタイア。原因はサスペンショントラブルだと伝えられた。
それにも関わらず、フェルナンド・アロンソはF1中国GP前にホンダのF1エンジンを批判。オーストラリアGPをリタイアしたのは、燃料が足りないというより基本的な理由だったのではないかとの憶測を招いた。実際、フェルナンド・アロンソは、レースを完走させるためにかなりの燃料をセーブしていたと中国で語っている。「オーストラリアは燃料セーブという点で僕たちにとって記録だった。エンジンが改善されない限り、今年は僕たちにとって難しいシーズンになりそうだ。パワーだけでなく、信頼性、燃料セーブといった多くのことでね。ドライビングには多くのことが関連してくるし、エンジンに合わせて走る必要があるので通常の走りができない。今、クルマを走らせるのはかなり難しいし、かなりハードだ。でも、僕たちはチームを助けるためにベストを尽くしている」エステバン・オコンもペースではかなり下回っているはずのマクラーレンを抜くのが驚くほど難しかったと述べており、フェルナンド・アロンソのコメントは、メルボルンでクルマの実力以上の走りをしていたと解釈されている。だが、ザク・ブラウンは燃料が原因でリタイアしたとの推測を否定した。「いやいやいや。それは事実ではない」とザク・ブラウンは Sky Sport F1 にコメント。「彼は素晴らしい人間であり、密接な作業関係によってずっと多くの彼を知ることになった。彼はドラック内外で素晴らしいことがわかった。彼のモチベーションは高いし、チームを愛しており、クルマをが本当に好きだ。彼は新しいルールを気に入っており、新車が好きかどうかについて話していた。もちろん、彼は両手でサプアップしていたよ。我々は自分たち、そして、パートナーをプッシュして彼の手助けをする必要がある」「彼はワールドチャンピオンだ。全員が彼に申し訳なく思っている。我々全員がベストを尽くしている。彼はそのことを知っている。彼は十分に長くレースをしているので物事には時間がかかることをわかっている。彼は頑張っているし、我々をプッシュしている。彼とは多くのコミニュケーションをとっている」マクラーレン・ホンダは、エクソンモービルとの長期間のパートナーシップを終了し、今季からBPカストロールの燃料と潤滑油を使用している。
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