ホンダとマクラーレンの関係は山場を迎えており、状況が改善しなければパートナーシップの解消に進まなければならない。そう語るのは1996年から2004年までマクラーレンのドライバーを務めたデビッド・クルサードだ。ホンダの今年の成果は関心できないと語るデビッド・クルサードは「現実感のある懸念があると AutosportME にコメント。
「今年はリレーションシップの3年目だ。『ホンダにとっては建設の年月であり、他のメーカーほど長い時間はなかった』と言うのは素晴らしいことだ」「だが、これはフォーミュラ・エクスキューズ(言い訳)ではない、F1だ」「結果を出すか、出て行って他のことをするかのどちらかだ」デビッド・クルサードは、ホンダがマクラーレンに打撃を与えた影響をはっきりと示した。「マクラーレンのチームスピリット、彼らが得ることができたスポンサーやパートナーに非常に有害な影響を及ぼした」「もちろん、マネジメントやリストラによる混乱もあった。このような偉大で歴史的なチームがこんな困難を経験するのは誰も見たくない」「コミュニケーションに問題があったのは明らかだ。なぜなら、ホンダがエンジンのパフォーマンスがどの位置にいるかについてマクラーレンと正しく情報交換していたら、競争的になるために十分に発展していないのに、なぜこれまでそれをクルマに搭載したのだろう?」「F1では1つの悪いシーズンを過ごす余裕すらない。2シーズンは言うまでもない。3年などさらにあり得ない。今年はそうなりそうだがね」明日のマクラーレンに差し迫っている可能性に関して、デビッド・クルサードは、ホンダがその不足を覆すか、もしくは、マクラーレンが将来を危険にさらすリスクを冒すかのどちらかだと語る。「彼らはホンダのパフォーマンスに全ての重点を置かなければならない。彼らが目標を設定して、その目標に見合うことができなければ・・・彼らが去年から今年までにそれらに見合っていないのは明らかだがね」「噂では去年よりもさらにパワーが少ないと言われている。信頼性という理由と言い訳はあるが、それは問題の核心を突いてはいない」「F1で核心となる唯一のものはパフォーマンスだ。ホンダがそのパフォーマンス基準を満たすことができないのであれば、彼らは決別に進まなければならない」「さもなければ、クルマを造るマクラーレンのチームを意気消沈させ続けるだけだ。優れたパワーユニットのパートナーなしでは、何も得られない」
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