マクラーレンは、ホンダの新型F1パワーユニットに根本的な問題があるとの見方を否定した。マクラーレン・ホンダの2017年シーズンは、トラブルで始まった。プレシーズンテストの初日2日間でホンダの新型パワーユニットにトラブルが発生し、チームはすでに3基目のユニットを投入している。
マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、チームのテストは“多くのトラブル”でスタートすることになったが、“誰も根本的な問題だとは思っていない”と述べた。「それら全ては修復可能なものだ。まだそれらの全てを把握できているわけではない。エンジンは日本に送られているので、長谷川さんでさえわからない」3日目、フェルナンド・アロンソはようやくレースディスタンスを走ることができ、MCL32についての最初の結論を出すことが可能となった。エリック・ブーリエは、MCL32の第一印象は“かなりいい”と述べた。「もちろん、世界中のどのクルマ、パーフェクトなクルマでさえ、限界までクルマを走らせれば、常にアンダーステアやオーバーステアは発生するものだだが、少なくともシャシーに関してはドライバー二人とっもが良いシャシーだと感じている」とエリック・ブーリエはコメント。「特にシーズン序盤は非常に高い開発率となるだろう。大部分のチームがもうオーストラリアでほぼ新車を持ち込むことになると思う。ベースはいいし、プラットフォームもいい。我々はこれに沿って開発していくことができる」
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