マクラーレン・ホンダは、F1アブダビGPの予選で、フェルナンド・アロンソが9番手、ジェンソン・バトンが12番手だった。フェルナンド・アロンソ (9番手)「今日の結果には満足すべきだと思う。僕たちにとってはいい予選だった。ここは、いつも難しいコンディションだ。高温の環境下でフリー走行を行うものの、路面温度がずいぶん下がったときに予選に臨む」
「従って、実際にコンディションがどう変化するのか分からないまま、なにが起こるのかを予測し、少し状況が見えない中でセットアップ変更を行う必要がある。幸い、僕たちのマシンには競争力があると感じたし、Q3に進出して、今季最後の予選セッションで9番手に入ったことは、非常に前向きな結果だ。今日はマシンのパフォーマンスを生かし、実力を最大限に引き出すことができた。チャンピオンシップに関しては、下位チームからの大きな脅威はない。また、明日の決勝で今のポジションよりも上位で完走することは難しいだろう。なので、この最終戦を楽しんで、いくつかポイントを獲得し、今シーズンをいいかたちで終われるようにしよう」ジェンソン・バトン (12番手)「今夜の予選セッションは楽しかった。路面温度が下がったため、フロントエンドのグリップを増して、マシンのバランスを取る必要があったけど、マシンにはそれ以上の調整を行う余地が残されていなかった。その結果、アンダーステアとなり、少し時間をロスした。ただ、12番手という結果は、明日のレースに臨むにあたって悪い位置ではない。新品タイヤを装着してスタートできるからね。今のタイヤ規則では、レース時の戦略を自由に選択できるようにするために、トップ10圏外からスタートした方がいいことはよくある。また当然のことながら、今日いい予選を行うよりも、明日いいレースをしたいと思っている。ここでは、どのタイヤも長くは使えない。従って、明日どうなるのかを見るのは面白いだろう。ポイント獲得は絶対に可能だ」エリック・ブーリエ (レーシングディレクター)「今夜の予選では、両ドライバーが非常にいい仕事をし、マシンが持つパフォーマンスを最大限に生かしてくれました。フェルナンドの9番手、およびジェンソンの12番手という予選結果は、明日のレースで両者が入賞を目指すいい基盤となります。特に、ジェンソンにとっては明日が最後のグランプリとなる可能性があるので、彼がポイントを獲得できれば非常にうれしいです。ジェンソンはスタート時のタイヤを自由に選択できるので、それが彼の手助けとなるように願っています」関連:F1アブダビGP 予選:ルイス・ハミルトンがポールポジション
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