アップルが、マクラーレンと経営権取得の可能性についてに交渉中だと Financial Times が報じた。報道によると、アップルからマクラーレン・テクノロジー・グループにアプローチがあったという。マクラーレン・テクオロジー・グループには、有名なF1チームやマクラーレン・オートモーティブ、マクラーレン・アプライド・テクノロジーが含まれている。
交渉が始まったのは数カ月前のことで、概要を知る3人の説明では、完全な経営権取得か戦略的投資のいずれかの方向が検討されているという。 アップルはこのところ電気自動車の自動運転技術の開発に取り組んでおり、スマートフォン市場に起こしたものと同じような大変革を自動車業界に起こす計画を描いている。そのターゲットとしてマクラーレンの取得は、テクノロジーの面でもエンジニアリング力の面でも魅力的に映ったようだ。 同紙は、マクラーレン・テクノロジー・グループの価値を10億ポンド(約1,319億円)から15億ポンド(約1,978億円)の間と予想。マクラーレン・オートモーティブ・グループの昨年の収益は4億5,000万ポンド(約593億円)だった。 数週間前には、アメリカのリバティメディア(Liberty Media)が60億ポンド(約7,912億円)でF1の経営権取得に同意したことが明らかになっている。関連:アップル、F1の株式を買収? - 2016年7月16日
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