マクラーレンは、F1開幕戦オーストラリアGPで、ルイス・ハミルトンが3位、ヘイキ・コバライネンはリタイアだった。ギアボックス交換により18番グリッドからスタートしたハミルトンだが、序盤から素晴らしいオーバーテイクをみせ、4位でフィニッシュ。レース後、3位だったヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)に25秒加算ペネルティが下されたことで、ハミルトンは3位に繰り上がり、6ポイントを手にした。
ルイス・ハミルトン (3位)「現実的に期待するよりも多くのポイントを獲得することができた。個人的には1ポイントを目標にしていたが、6ポイントという非常に素晴らしい結果が得られた。マクラーレン・メルセデスは、勝ち方を忘れたわけではない。今回も戦略は完璧であり、チームも素晴らしい仕事をしてくれた。マシンから最後のひと絞りまでポテンシャルを引き出した。今回は僕のベストレースに数えられてもおかしくない。すべてを出し切った結果が3位なので、満足感を覚えている。ジェンソン(バトン)には、心からおめでとうと言いたい。一貫して素晴らしいドライビングだった。彼も彼のチームもこの成功にふさわしい」ヘイキ・コバライネン (リタイア)「僕のレースはごく短かった。第1コーナーで(マーク)ウェバーがミスをおかして、彼のフロントタイヤと僕の左フロントが接触した。レーシングアクシデントだ。残念ながら、時にこういうことは起きるものだ」マーティン・ウィットマーシュ「今日のルイスは、素晴らしいレーシングドライバーの資質と能力が何たるかを改めて教えてくれた。レースを通じて、スピードと不屈の精神力を見せつけながら、卓越した忍耐力をもっと自分自身をコントロールした。チームが提供したマシンは、期待どおりの戦闘力を有していなかった。我々はこの事実を隠すつもりはない。今後は昼夜兼行、全力でマシンの改良と取り組む。ルイスのポイント獲得は願ったり叶ったりだが、今後調子を取り戻した時には大きな意味合いを持ってくれると思う。ヘイキは、燃料をかなり搭載してスタートしたので、入賞圏内でフィニッシュする可能性があった。しかし、残念ながら他の2台とともにアクシデントに巻き込まれ、早期にリタイアすることになった。これに関して、彼にはまったく責任はない。最後に、素晴らしい仕事をしたブラウンGPの栄誉を讃えるとともに、表彰台を独占したメルセデスの仕事ぶりも讃えたい」ノルベルト・ハウグ「ルイスは最終的に3位に入賞し、運動エネルギー回生システム(KERS)搭載車のトップでフィニッシュした。18番手からのスタートだったので、正直なところ、ここまでの結果は期待していなかった。非常に難しい状況の中、素晴らしいレースを見せてくれた。やはりワールドチャンピオンの称号は伊達ではない。2度目のセーフティカー・ピリオドでは、(ヤルノ)トゥルーリのコースアウトに乗じて、ルイスが3番手になったが、直後にトゥルーリを先に行かせた。だが、レース後、スチュワード裁定により、ルイスが再び3位となった。一方、第1コーナーの多重クラッシュに巻き込まれたヘイキは残念だった。そもそも彼のミスではないうえ、あれさえなかったら確実に上位フィニッシュしていたと思う。ブラウンGP、ジェンソン・バトン、ルーベンス・バリチェロの1-2フィニッシュに祝福の意を表する。メルセデスパワーの3台のマシンがトップ3を独占したことは誠に喜ばしい。カスタマーチームが素晴らしい仕事をしてくれた。同時に我々は、『カスタマーを満足させ続ける』という企業哲学を実践できたことを誇りに思っている」
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