マクラーレン・ホンダは、ピレリのウェットタイヤテストでパワーユニットのトラブルに見舞われた。マクラーレン・ホンダは、ポールリカールで行われているピレリのウェットタイヤに参加。リザーブドライバーのストフェル・バンドーンが、2015年F1マシンのMP4-30で走行を行ったが、パワーユニットのトラブルでプログラムを完了できなかった。
ストフェル・バンドーンは、「エンジンに問題が起きた」とコメント。「チームからクルマを止めるように指示され、そこで今日の走行は終わりということになった」「どのチームも昨年の古いエンジンを使っているか。トラブルが出たエンジンがどのくらいの距離を走ったものなのか正確な数字は知らされていない」「いずれにしろ、今日の夜にはパワーユニットを積み替える予定だった。でも、残念ながら、その前に壊れてしまった」ピレリのウェットタイヤテストは26日(火)も行われる。昨年シーズンを象徴するかのようにトラブルが発生したホンダのパワーユニットだが、ホンダは2016年にむけてパワーユニットに改良を重ねており、223馬力のアップを達成すると報じられている。関連:・ピレリ F1ウェットタイヤテスト:ダニエル・リカルドがトップタイム・ホンダ、2016年のパワーユニットで“大きな進歩”との報道