マクラーレンのロン・デニスは、厳しい2015年シーズンにおけるフェルナンド・アロンソの成熟ぶりを称賛した。2007年に関係が大きく悪化したロン・デニスとフェルナンド・アロンソだが、ホンダがマクラーレンのサプライヤーとして復帰した2015年、再会した二人の関係は違っていた。
フェルナンド・アロンソは、わずか11ポイントの獲得に終わったが、ロン・デニスはアロンソのアプローチを称賛した。「フェルナンドは、彼の才能と同じくらい勤勉であり、それについては疑う余地はない」とロン・デニスは述べた。「彼が我々のために走った8年前から彼は非常に成熟した。現在、彼は私がこれまで共に働く特権を得たなかで最も完成されたドライバーのひとりだ」「私がよく言う、全てのレーシングドライバーが身につけるべき4つの“E”を彼は備えている。エネルギー(energy)、熱意(enthusiasm)、専門知識(expertise)と経験(experience)だ」ロン・デニスは、フェルナンド・アロンソが少なくとも2017年末までマクラーレンで走ることを改めて強調した。「フェルナンド・アロンソの契約は3年だ。パフォーマンス条項などない」とロン・デニスはコメント。「彼は2015年が学習の年になることを常にわかっていた。彼はホントとともに我々が大きな改善をもたらすことも知っている。彼は目を見開いて我々に加わった」「彼が過去15年間F1でレースをして培った専門知識と経験に加え、彼はまだエネルギーと情熱で満ち溢れている」「彼が2015年よりも良い年月を過ごしてきたのは間違いない。だが、マクラーレン・ホンダとともに彼には素晴らしい年月が待っていることを知っている」