マクラーレンのロン・デニスが、2009年シーズンの開幕前にチーム代表の座を降りる予定であることが明らかになった。しかし、引退ではなくマクラーレン・グループの他の業務に集中するという。3月1日よりマーティン・ウィットマーシュが、マクラーレンの新しいチーム代表を務める予定。ロン・デニスは、一部のレースに参戦するかもしれない。ロン・デニスはマクラーレン MP4-24の発表会で「さらに仕事に励むつもりだ。それが最初の目標だ」と語った。
「我々は、今や非常に広範な組織だが、社内のあらゆるレベルの誰もが、今は厳しい時期であることを認識していると思う。私自身さらに頑張るつもりだ」「本当のチャレンジになるだろうが、量産車製造プログラムについては明確な計画がある。我々が市場に出す製品は、この不況を必ず乗り越えるだろう」「あまり興奮するようなことではないと強調したいが、マーティンがチーム代表になるべきタイミングだ。彼は3月1日からそのポストに就く。私も全部ではないが、レースに行く予定だ。なぜならレースが大好きだからだ」「仕事に励み、グループ内でさらに大きな責任を引き受けるつもりだ。取締役会長に就任するだろう。そろそろその時期だし、これは100%自分の決断だ。これは私のしたいことであり、もっと熱心に仕事をするつもりだ」「これが引退だとは考えていない。他の分野で仕事を頑張りたいし、GPカレンダーに合わせてその職務を計画するのは仕事の妨害になる。チーム代表はマーティンが引き受け、楽しんでくれるだろう」「いずれにしろ、我々が何年も共有してきたポストだが、これからはグランプリサーキットで影響力のある決断をするのは彼の役目になる。」