マクラーレンのロン・デニス代表は、ホンダとは今シーズンのF1で登らなければならない山があり、その道のりには多くの挑戦があるが、最終的にはそこにたどり着けるだろうと述べた。「山登りをスタートしたその日に頂点にいけるとは思わないものだ。時間がかかるものだし、十分に準備しなければならない」とロン・デニスは述べた。
「我々はその山登りのためにかなりの準備をしている。チャレンジングが山登りになるだろうが、ホンダとマクラーレンが一緒に何度も登ってきたものだ」2008年末にF1を撤退したホンダは、今年マクラーレンのエンジンパートナーとしてF1に復帰する。マクラーレンとホンダは、1988年にアイルトン・セナとアラン・プロストを擁して16戦で15勝という圧倒的な強さをみせ、1992年までに80戦で44勝を挙げた。「我々は挑戦する準備ができているし、我々は成功するだろう。ホンダが常に成功を収めていることは歴史が示しているからね。そして、80年代のマクラーレンとホンダのパートナーシップを我々は再現したい」2012年を最後に優勝から遠ざかっているマクラーレンは、ヘレステストで新車MP4-30で困難なスタートを切った。フェルナンド・アロンソは、テスト前半2日間でそれぞれ6周しかできかったが、後半はより多くの周回を走り込んだ。「我々がまず強調すべきことは、我々がオーストラリアが評価される最初のグランプリだとうことだ」「初テストが望んでいたほどスムーズではなかったのは明らかだが、それでも我々は自制心を保って、データ収集に集中しなければならない」