2015年に3台体制を採用するという案は実現するのだろうか。ケータハムとマルシャが相次いで破産申請し、アメリカGPとブラジルGPは9チーム18台で争われた。グリッドに並ぶ台数が減少した場合、サードカーを導入する案が浮上しているが、レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは“コストが高すぎる”と反対の姿勢をみせている。
スペイン Marca は、マクラーレンとメルセデスも3台体制に乗り気ではないと伝えている。マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは「可能だとは思えない」とコメント。「来年は9チームで良いチャンピオンシップにすることができると思う。2016年はアメリカのチーム(ハースF1チーム)が参戦するので、3台体制のような大きな変更を行う前に十分に考慮する必要がある」 メルセデスのトト・ヴォルフも「何よりもまず、我々にはそうするだけのインフラが必要であり、そのあとにルールを変更しなければならない」と述べた。「誰がそれを持つのか? 誰がそれを走らせるのかか? ポイントはどのように与えられるのか? あまり実現可能だとは思えない要素がたくさんある」 また、ザウバーと2015年の契約を結んだフェリペ・ナッセは、2015年のサードカーの問題がはっきりしてからサインすることを決めたとほのめかした。 「2015年にむけてかなり早い段階で取り組み始めたけれど、待っている間はずっとサードカーがあるのかどうかをみていた」とフェリペ・ナッセは Estado に述べた。「そして、どうやらなさそうだという情報があった。だから、オープンになっている中で最高のパッケージであるザウバーに来た」関連:レッドブル、サードカーに反対 「高すぎる」
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