マクラーレンは、2014年F1マシンの不調の一因は天候によるものだと考えている。F1中国GPを2戦連続となるノーポイントで終えたマクラーレン。レース後、ジェンソン・バトンとケビン・マグヌッセンは、揃ってダウンフォース不足を口にしていた。マクラーレン MP4-29は、タイヤの温度を適切な作動ウィンドウに入れられなければ輝けない状態となっている。
マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは「正直、説明するのが難しいのは、バーレーンに目を向けた場合、メルセデスを除けば、我々はフォース・インディアを追っていたし、良い戦略によって、表彰台フィニッシュさえ可能だったということだ」と述べた。「我々のクルマが機能するパフォーマンスレンジは天候に依存しているようだ。暑すぎてもダメだし、寒すぎてもダメだ」「我々はダウンフォースを失っており、メルセデスやレッドブルほどタイヤを活用できていない」