マクラーレンは、F1最終戦ブラジルGPに新しいリアウイングとエアロダイナミクを変更し、チャンピオンシップ優勝を目指す。ルイス・ハミルトンはブラジルGPで5位でフィニッシュすればタイトルを獲得となる。そのため、マクラーレンは保守的なアプローチをとることも可能だが、チームはMP4-23の更なるパフォーマンスアップを行う。最終戦のインテルラゴスでエアロパッケージの変更を導入することは、チームがその変更を十分にポジティブにとらえている結果だと思われる。
最も明かりな違いは新しいリアウイングとなるが、チームは少なくとも6つの変更をマシンに加えるようだ。マクラーレンF1チームのCEOであるマーティン・ウィットマーシュは、中国GPの後もチームが懸命に作業していると語っていた。「我々はクルマの効率を強化するため、主に空力パッケージに注力している」マクラーレンは、タイトルの状況に関わらず、いつも通りにブラジルに向けた準備を進めていることを明らかにした。マクラーレンのチーム代表ロン・デニスは「まだ明らかではないが、我々にとって問題となるのは信頼性だけだと思う。我々は、タイヤ、雨など、あらゆることに慎重になるつもりだ」「金曜日に、もしもの事態に対しての計画は立てられない。我々はいつもの仕事をして、金曜の朝までに準備を整え、どんなことへも対応するつもりだ」