マクラーレンは、F1ブラジルGPの決勝レースで、ジェンソン・バトンが優勝。マクラーレン最後のレースとなったルイス・ハミルトンはリタイアだった。マクラーレンは、378ポイントを獲得してコンストラクターズ選手権3位でシーズンを終了。ドライバーズ選手権では、ルイス・ハミルトンが190ポイントを獲得して4位、ジェンソン・バトンが185ポイントを獲得して6位だった。
ジェンソン・バトン (優勝)「今日のレースに参加した全員が尊敬に値する。クレイジーなレースだったね! コンディションは常に多くのアクションを誘発していた。必要なタイヤ温度を生みさせているクルマもいれば、それができないクルマもいた。レースの大部分でタイヤがコンディションに適切だという感じがしなかったけど、他のタイヤを履いているクルマと比較してもラップタイムは問題なさそうだった。エンジニアのデイブ(ロビンソン)と何がうまく働いて、何が駄目かを理解するために無線でずっと話していた。特に最初の10周でのルイスとのレースはとても楽しかった。本当に良い、クリーンな戦いだった。彼が最後にそこにいなかったのは残念だけど、ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスのチームメイトとしての最後のレースで彼とあのような素晴らしい戦いができて嬉しかった。『ルイス、君と働けてとても良かったよ。ここ数年間、僕たちは一緒に多くの素晴らしいレースを走ってきた。素晴らしかった』と言いたい。今日のレースに話題を戻すと、セーフティカーは僕たちにとって難しかった。築き上げてきた40秒のバッファを失ってしまったからね。でも、そのあと雨が本当に降ったし、レースはインターに履き替えるベストなタイミングを選ぶことが重要になった。そこから挑戦は変わり、最後までクルマを労わることが重要になった。特にポール(ディ・レスタ)が事故を起こした場所には多くの水が溜まっていた。僕も前のラップで大きくスナップしていたし、かなり怖い瞬間だった。大事なことをひとつ言い残したけど、セバスチャンにおめでとうと言いたい。3年連続でワールドチャンピオンを獲得することはい偉業だ」ルイス・ハミルトン (リタイア)「ジェンソン、そしてセバスチャンを心からお祝いしたい。一緒にコンストラクターズ選手権2位を獲得できなかったのは残念だけど、僕たちはベストを尽くした。セバスチャンのことも祝福したい。彼のチームは、多くのプレッシャーのなかで団結し、今日を切り抜けた。2012年が終了して、ちょっと茫然としている。複雑な感情の一日だった。レースをフィニッシュできなかったのは悲しいけど、将来について興奮している。友人やボーダフォン・マクラーレン・メルセデスのことを寂しく思うだろうけど、待ち受けていることについては楽観的に感じている。今年は良い仕事ができたと感じているので、この冬にむけてはリラックスしている。2012年は全力を尽くせた。これ以上のことはできなかったと思う。今日に関しては、ニコ(ヒュルケンベルグ)との事故についてはあまり覚えていないけど、彼はレース後に僕に会いにきてくれた。素晴らしかったね。過去6年間、ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスの一員だったことは素晴らしい経験だった。全員に感謝したいし、全員の将来の幸運を心から祈っている。彼らは素晴らしかったし、とても支えになってくれた。彼らは驚くべき仕事を続けている。ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスのみんなへ、みんなに会えなくなるのは寂しいよ」関連:F1ブラジルGP 結果:優勝はバトン、ベッテルがタイトル3連覇!
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