マクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュは、来年セルジオ・ペレスがマクラーレンでの初レースで優勝を争うことも可能だと考えている。セルジオ・ペレスは、マクラーレンを離脱したルイス・ハミルトンの後任として2013年からマクラーレンに加入する。セルジオ・ペレスは、F1での2シーズン目となる今年3度の表彰台を獲得。マーティン・ウィットマーシュは、マクラーレンでのデビュー戦となる開幕戦オーストラリアGPから優勝争いをしてもおかしくはないと述べた。
「セルジオは非常に若い。彼と冬の間にしっかり作業して、準備を整えてもらうつもりだ。我々が十分に良いクルマを作れるかどうかだが、初レースのオーストラリアで勝利を争ってもおかしくない」とマーティン・ウィットマーシュはコメント。「彼は自分自身を見習いだと考えないと思う。彼は非常に早く学んでいくと思うが、それは時間が影響する。だが、我々は来年について楽観的に考えており、高い野心を抱いている」マーティン・ウィットマーシュは、セルジオ・ペレスにはまだ多くのポテンシャルが秘めていると考えており、それがポール・ディ・レスタのような他のドライバーの中から彼を選んだ理由だと述べた。ポール・ディ・レスタやニコ・ヒュルケンベルグといったドライバーよりもセルジオ・ペレスを選んだ理由について質問されたマーティン・ウィットマーシュは「もちろん、我々はいくつかの選択肢を考慮していた」と述べた。「彼は今年、大物を倒しての表彰台パフォーマンスを見せた。実際それはサーキットでの彼、その態度からもわかった。彼は非常にインテリジェンスで謙虚だ。彼にはここまで示したものよりも大きなポテンシャルがあると思う」関連:マクラーレン、セルジオ・ペレスとの契約を発表