マクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュは、セルジオ・ペレスはもはや“ペイドライバー”ではないと述べた。大富豪カルロス・スリムが率いるテルメックス(Telmex)の支援を受けてザウバーでF1キャリアをスタートさせたセルジオ・ペレス。現在テルメックスはザウバーのスポンサーを務めている。
しかし、2013年にセルジオ・ペレスがマクラーレンに移籍することが決定したことで、テルメックスがボーダフォンに変わってマクラーレンのタイトルスポンサーになるとの噂が広まっている。だが、マーティン・ウィットマーシュは、マクラーレンとセルジオ・ペレスの契約に“裏取引”は一切ないと主張した「カルロス・スリムと話はしたが、我々はセルジオにオファーを出した。彼には十分な報酬を支払うし、裏取引など一切ない」「新しいパートナーは加わらないと言っているのではない。ただ、それが今回の動機づけになったことはないと言っているだけだ」また、マーティン・ウィットマーシュは「彼(ペレス)はペイドライバーではなく、多額の報酬を受け取ることになる」と Sky Sports F1 HD にコメント。「スポンサーシップは関係ない。我々がセルジオを選んだ理由は。彼がF1で最もエキサイティングな若い才能だからだ。将来的に商業的な機会があると思うか? そうだね。もうそれを見つけたかと問われればノーだがね」関連:マクラーレン、セルジオ・ペレスとの契約を発表