マクラーレンが、2013年マシン“MP4-28”に今季フェラーリが採用する革新的なプルロッド式フロントサスペンションを導入すると再び報じられている。約1ヶ月前、スペインの Marce が、マクラーレンが MP4-28 にフェラーリ F2012のようプルロッド式フロントサスペンションの導入を検討していると報じた。フェラーリは今年、10年以上前にミナルディ PS01に採用されたプルロッド式フロントサスペンションをF2012に採用している。
シーズン序盤は苦戦していたフェラーリだが、その後大きな進歩を見せており、それがマクラーレンのテクニカルディレクターを務めるパット・フライの刺激したと同紙は報じた。フェラーリのテクニカルディレクターを務めるパット・フライは「冬季テストを終え、開幕時に遅れをとっていたのは明らかだ」とコメント。「その時期に多くのことを学んだし、その後はうまく利用できていると思う」「私の考えでは、我々はシーズン中の開発という点で大部分のチームを追い抜いたと思う。我々は優れたリカバリーを果たしたが、まだ道のりは長い」今回、イタリアの Autosprint も、マクラーレンがMP4-28にプルロッドを採用すると報道。「数ヶ月前は考えられなかったことだ」と同誌のアルベルト・アントニーニと述べ、またフェラーリが2013年も引き続きプルロッド・レイアウトを継続する“可能性は高い”と述べた。