マクラーレンは、将来的にクレイグ・ポロック率いるエンジン会社PUREとの提携を検討しているとの報道を否定した。ここ数カ月、マクラーレンがV6ターボエンジンが導入される2014年にエンジンパートナーを変更するかもしれないと噂されている。PUREは、2014年からF1にエンジンを供給するためにBARの創設者でジャック・ビルヌーブの元マネジャーであるクレイグ・ポロックによって設立された新しい会社。
マクラーレンは昨年11月にホンダとの提携を噂された際、メルセデス・ベンツとの将来の成功を確保することに完全に集中していると述べていたが、ここ数日でPUREとの提携を検討しているとの報道が広まっていた。マクラーレンは、PUREとは交渉していないことを明かし、その選択肢を追求することはないことを示唆した。「マクラーレンは、数カ月間まったくPUREとは接触していません」とマクラーレンのスポークスマンは述べた。「さらに我々は数ヶ月前にPUREとコンタクトをとりましたが、完全に非公式なもので、単なる表敬行為でした」昨年11月、マクラーレンのマネージングディレクターを務めるジョナサン・ニールは、マクラーレンがホンダとのF1エンジン契約を検討しているとの報道を否定し、以下のように述べていた。「我々はメルセデス・ベンツとのパートナーシップに没頭しているし、非常に満足している。どこでどのようにして真実から外れたニュースが出てきたのかわからない」「だが、私は噂を止めることができるし、我々はメルセデス・ベンツとのパートナーシップに完全に集中していると言うことができる。我々は彼らと長く永続的な関係があり、多くの勝利とチャンピオンシップに勝ってきた。さらに長く続いていくだろう」マクラーレンとメルセデス・ベンツのエンジン契約は、2015年までとされている。関連:・マクラーレン、ホンダとF1エンジン契約との報道は「的外れ」 - 2011年11月24日