マクラーレンは、現ウィリアムズのテクニカルディレクターであるサム・マイケルが、2012年からスポーティングディレクターとしてチームに加入することを発表した。今年序盤、サム・マイケルは今シーズン限りでウィリアムズを離脱することを発表。ウィリアムズは今シーズン、F1参戦33年の歴史のなかでも最悪のシーズンスタートを送っており、まだ5ポイントしか獲得できていない。
サム・マイケルは、F1韓国GPまでウィリアムズでテクニカルディレクターを務めるとされていたが、ウィリアムズは来週のF1シンガポールGP後にチームを離れることを明らかにした。マクラーレンは、サム・マイケルが「チームのトラックサイド活動において開発とマネジメントに特定の責任をもつことに加え、上級管理職に加わる」と述べた。サム・マイケルは「ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスに加入することに非常に興奮している」とコメント。「レーサーであることは私の生涯だ。マクラーレンは、これまでのF1でさ偉大なチームのひとつだ」「すでにチームの上級技術管理職の多くを知っており、敬意を抱いている。そのような優れたチームの一員になることは、この新しいポジションの主な魅力だった」「同時に、しばらくの間私はルイスとジェンソンをグレードの高いドライバーとして間近で観察し、大いに称賛してきた。そのため、彼ら二人と働けることは大きな特権だと考えた」「ウィリアムズで11シーズンを過ごし、多くの愛着と思い出があるし、本当に彼らの幸運を祈っている。だが、近い将来、私はボーダフォン・マクラーレン・メルセデスに100%集中し、チームの有名なロケット・レッドのヴィクトリーTシャツを今後数年間でたくさん見られるように頑張っていく」マクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュは「ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスの全員を代表し、私はサムが我々のレースチームに重要な新メンバーとして迎え入れることを非常に嬉しく思っている」「彼は我々のピットウォールに非常に貴重な経験と専門知識をもたらしてくれるし、我々のドライバーに提供する技術的なマネジメントも豊かにしてくれるだろう」「彼が我々の上級技術管理チームとかなりうまく作業できると確信しているし、現在のF1で最強のチームになると強く信じているウィリアムズのチーム代表フランク・ウィリアムズは、サム・マイケルが違った役割でF1を続けていくおとを嬉しく思っていると述べた。「サムが、彼のエネルギー、情熱、F1の経験をていきよう出来る新しい役割を見つけたことを嬉しく思っている」とフランク・ウィリアムズはコメント。「ウィリアムズの全員を代表して、彼の新しいチームでの成功を祈っている」「また、我々の新しい技術的なリーダーシップに素早く、円滑な移行を可能にしてくれたサムに感謝したい。マイク・コフラン、ジェイソン・サムヴァルは非常にうまく溶け込んでおり、9月19日にマーク・ギランがチーフ・オペレーショナル・エンジニアとして加入したときに再構成が完了することになる」
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