マクラーレンは、F1ベルギーGP初日のフリー走行でジェンソン・バトンが3番手、ルイス・ハミルトンが4番手だった。ジェンソン・バトン (3番手)「変りやすい天候にもかかわらず、今日はかなりのことを学べたと思う。ドライでは望んでいたほど多くのラップを走れなかったけど、それでもそれなりの進歩を果たすことができた」
「今日はいくつか異なるリアウイングの組み合わせを試した。それぞれがポジティブな点とネガティブな点があった。雨天で多くの有意義な比較を示すのは簡単ではなかったし、マシンのセットアップの方向性をどちらにするか決定するのは少しチャレンジになるだろうけど、僕たちはそこにたどり着けると確信している。個人的にはオー・ルージュでDRSを使用してレースをした方が楽しかったかもしれないと思うけど、その一方で、最終的にFIAは正しい選択をしたと言わなければならないと思う。DRSを起動することによって多くのダウンフォースを失うし、コーナーで閉じておいた方がより安全だからね。日曜日はドライになった方が好ましいのは確かだ。ウェットで良い仕事をしたと思うけど、僕たちはドライで非常に強いと思う。レッドブル勢もミドルセクターで非常に強いけど、僕たちが全体的に良い状態なのは確かだ」ルイス・ハミルトン (4番手)「P2でドライで数周できたけど、変りやすいコンディションによってそれほど多くは走れなかった。実際、僕たちは一日の大半をウィングをテストして、どのダウンフォースレベルを使用するかを見極めるためのインストレーションラップに費やした。僕たちはウェットでかなり良さそうだけど、マシンはドライでもかなり堅実だと思う。DRSありなしの両方で競争力のあるマシンセットアップを得ることも難しいので、本当に接戦になるだろう。いつものように同じマシンが上位に並ぶことになりそうだけどね。P1のブランシモンのアプローチでひやりとする瞬間があった。トラックの小さな川を150mphくらいで通過したら、大きなタンクスラッパーに見舞われた。修正するために十分な対応ができて良かったけど、そうでなければ、マシンの四つ角と両方のウィングを失って終わるところだったよ! トップ3もしくはトップ4チームはすべて競争力がありそうだ。これからの僕たちの挑戦はウィングとダウンフォースレベルで正しい選択をすることだ」関連:・F1ベルギーGP フリー走行2回目:マーク・ウェバーがトップタイム・F1ベルギーGP フリー走行1回目:ミハエル・シューマッハがトップタイム