フェリペ・マッサが、F1イタリアGPへの意気込みを語った。フェリペ・マッサ (フェラーリ)「今週末のイタリアGPまで忙しい時間を過ごしている。ワールドチャンイオンシップのタイトル争いでのフェラーリのチャンスのためにもとても重要なグランプリだ。先週末はフェラーリのイベントのためにブタペストとハンガロリンクに戻ったんだけど、とても楽しかったね」
「奇妙だよね。僕はブラジル人だし、モナコに住んでいるけど、昨年のことがあってからハンガリーは永遠に人生の重要な一部になった。もっと不思議なのは、僕が行くときはいつでも人々から大きな歓迎を受けていることだ。それにはとても感謝している。週末、昨年のF60でデモンストレーション走行をしたし、市販車のフェラーリ カリフォルニアも運転した。病院で僕を世話してくれたドクターにレーストラックで素晴らしいクルマに乗っているのを見せることができて嬉しかったね」「先週はマラネロにも行った。今週末に備えて、モンツァに関する技術的なことを議論するためにエンジニアと会って、シミュレーターでのセッションも行った。シーズンの14戦目がスクーデリアにとって非常に重要なのは間違いない。ホームレースというだけでなく、チャンピオンシップの現在の状況のためにもね。スパではレースで起こった全てのことを考えれば、6番手からスタートして4位でフィニッシュできたのは良い結果だけど、ポイント状況ではもっと多くが必要だった。なので、チャンピオンシップを考えれば、今週末はいくらかプレッシャーがかかるだろうけど、モンツでフェラーリに当てられるスポットライトをいつもポジティブに感じているし、ピットを離れるときはいつも赤いフラッグ、キャップをみて、応援してくれるティフォシの叫び声を聞くのを楽しみにしている。個人的には僕イタリアはブラジルに次ぐ第2の国なんだ。祖父はイタリアから移民してきたし、僕はイタリアのパスポートさえ持っているからね」「これまでイタリアGPではあまりうまくいっていないし、実際、僕のベストフィニッシュは2008年のウェットレースでの6位だ。あまり運がなくて、2007年は3位を走っていたけどレースをフィニッシュできなかったけど、それでも好きなトラックだ。レースキャリアの序盤にモンツァで多くを過ごしたので、フォーミュラ・ルノーで2度、F3000で一度優勝している。非常に低いダウンフォースが必要なカレンダーでも独特なトラックなので、クルマは残りのシーズンとは非常に異なるし、とても小さなウイングで走るので、優れたメカニカルグリップと縁石でうまく働かせることが必要だ。僕たちのクルマはここで競争力があると思うし、少なくともそう願っている。今シーズン、F10はたいていバーレーンやホッケンハイム、そしてカナダのようなストレートエンドでのハードブレーキングを特徴とするトラックでうまくいっているからね。シーズンのヨーロッパパートの終わりをこのような素晴らしいサーキットで終えられて嬉しいし、週末を楽しみにしている」
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