フェリペ・マッサが、F1ベルギーGPへの意気込みを語った。フェリペ・マッサ (フェラーリ)「今週末のベルギーGPに向けてヨーロッパに戻るためにサンパウロを離れる準備をしている。ハンガリーGPからずっとここブラジルの自宅で自由な時間を過ごしてきた。通常、休日は旅行などが含まれるものだけど、仕事に関連した移動があるので、僕にとっては空港にいって、飛行機に座ったりホテルに滞在するのではなく、家にいるのが理想的な休日なんだ」
「だから、家族と一緒に家で過ごすことは理想的な休日だった。旧友にあったりして、ここでのいろんなことを話したよ。一年でじっくりブラジルにいるチャンスがあるときは、しばらく故郷を離れるのを寂しく思うけど、再びレースに戻るとこがわかっていることが、モナコに飛行機で戻るために必要な動機になっているよ」「今、ブラジルは冬時間だけど、それでも日中の気温は23〜23度くらいあるので、不満はないよ! フィットネストレーニングを維持することを除けば、しばらくスイッチを切っておくことができたけど、先週は今年後半にブラジルGPが開催されるインテルラゴス・サーキットにいた。僕のファミリーがレースイベントを主催しているので、再びレースエンジンの音を聞けてよかったよ。僕たちはフィアットとともに3つの異なるレースカテゴリーを運営している。ひとつはF2に似たフォーミュラ・フューチャーというオープンホイール・カテゴリーで、名前が示しているように次世代の若いレース才能を発掘することが狙いだ。長年シングルシーターの“スクール”的なクラスがなかったので、ここでレースをすることは重要なステップし、それが僕たちがブラジルのモータースポーツのためにしたかったなんだ。フィアット リネアを使うツーリングカーのカテゴリーもあるし、あとは600ccのオートバイクのクラスもある。シーズン3戦目だったけど、自分のレースへのプレッシャーなしにレーストラックで楽しむことができたよ」「とても静かな休日だったけど、エンジニアとは連絡を取り続けていたので、今週末のスパへの準備は万端だ。彼らはファクトリーで作業していなかったけどね。F10の恒常的な開発プログラムの一部として、いくつか新しいパーツがあるので、僕たちは良い状態だと思う。最後にここでレースをしたのは2008年だし、レースに優勝したからだけでなく、好きなトラックだ。全てのドライバーがこの素晴らしいサーキットでレースをするのを楽しみにしていると思う。高速だし、他の多くのトラックよりも少ないダウンフォースが要求される。幸い、ここ数レースで僕たちは予想していたよりも競争力を取り戻していることを示してきた。でも、トップチームの差は小さいし、誰が残りでわずかなアドバンテージを得るかはトラック特性によるところが多いので、何が起こるか予想するのはとても難しいね。いつものように、予想するにはフリープラクティスが行われるまで様子をみてみる必要がある」「7レースしか残っていないし、競争は少し激しくなるかもしれないけど、少なくとも観客や視聴者にとっては本当にエキサイティングなシーズン最終パートになると思う。でも、僕自身、そしてフェラーリは以前にもこのような状況はあったし、僕たちは自分たちの仕事に集中することによって、プレッシャーに対処する方法をわかっている。これから僕たちは夏休み直前の状態を作り上げなければならないし、競争力をつけて戦いに戻らなければならない。コックピットに戻ることへのモティベーションは本当に高い。短い休みを楽しんだけど、レースカーを運転しないのはさいびしかったし、スパでも再びスタートすることを考えないことはできなかったからね。たとえ雨が降ってもね。スパで雨にならなかったことはあるかい? それでもドライブするにはとても楽しいトラックだし、実際にウェットでも楽しいよ。週末に与えられたものはどんなことでも最大限に活用するために準備をしなければならない」