フェリペ・マッサが、事故後初めてインタビューに答えた。ハンガリーGPでルーベンス・バリチェロのマシンから外れたスプリングが直撃し、頭蓋骨骨折という重傷を負ったマッサだが、順調に回復を続け、明日、ブタペストの病院から退院することになっている。フェリペ・マッサは、生きているのが幸運だと考えているが、再びレースをするという気持ちに変わりはないと語る。
「生きているのが幸運なのはわかっている。事故については何も覚えていないけど、再びレースをするつもりだ」とマッサは語る。マッサは、手術後に置かれた昏睡状態から目覚めたとき、かなり混乱していたが、ハンガリーGPがどんな展開だったかを聞いた時、勝つことができたと確信したと語る。「目が覚めた時、どうして病院にいるのかわからなくて『なんでここるいるんだ?』って尋ねたんだ」「僕がチューブを引き抜いていたら、弟のエドゥアルドが僕を止めようとしていて、喧嘩になったんだ」「事故はとても不運だったけど、生きているのが幸運なのはわかっている。何が起こったのかは全く覚えていない」「僕のレースだったのにね。昏睡状態から目覚めて、ルイス(ハミルトン)が優勝して、キミ(ライコネン)が2位と聞いた時は信じられなかったよ」