フェリペ・マッサは、新世代のF1カーをモナコで走るのは予想よりも簡単だったと認めた。イベント前、フェリペ・マッサは、今年のモナコGPが“シーズンで最も厳しいレース”になると思うと語っていた。「今年のクルマはスライドしやすい。エンジンのトルクが去年と比べて倍増している一方で、タイヤのグリップはあまり高くない。だからモナコのレースは非常にクラッシュしやすくなるだろう」
だが、レースで単独クラッシュを喫したのはザウバーのエイドリアン・スーティルとエステバン・グティエレスだけだった。フェリペ・マッサは、モンテカルロでほどんど大きな事故がなかったことに驚いたと述べた。「モナコの展開はかなりトリッキーになると思っていた」とフェリペ・マッサはレース後に述べた。「予想以上に良かったね」「ミスや単独クラッシュもそれほど見なかった。予想以上にうまくいったね」「トルクが増えたことでかなり難しくなると思っていたけど、それは問題ではなかった」フェリペ・マッサは、F1モナコGPの決勝レースを7位でフィニッシュした。