フェリペ・マッサ主催のカートイベント“インターナショナル・チャンレンジ・オブ・ザ・スターズ”で、ジュール・ビアンキが総合優勝を果たした。ジュール・ビアンキは、12日(土)のヒート1で優勝。13日(日)に行われたヒート2で4位に入り、合計ポイントで総合優勝を果たした。総合2位には、GP2ドライバーのフェリペ・ナッセ、3位にはルーカス・ディ・グラッシが続いた。
「今回の総合優勝は本当に嬉しい。実は去年も勝っていたんだけど、カートのウェイトにちょっとしたミスがあった。今回はすべてがうまくいった」とジュール・ビアンキはコメント。「熱狂的な大観衆の前で、多くのベストドライバーたちとレースができて最高だったよ。マッサ一家に感謝したい。来年も参加したいね」今年のイベントには、フェルナンド・アロンソ、ブルーノ・セナ、小林可夢偉らもカートを楽しんだ。 主催者のフェリペ・マッサは8位で大会を終了。「僕としては今回が今まで一番ハードだったね。全てが完璧にいかなければ、0.1秒でも大きな違いになってしまう。僕のエンジンはベストの状態ではなかったし、今日はそれが響いた。でも、一番大事なことは、このイベントが年を重ねるごとに大きくなっていることだ。フェルナンドが参加してくれて本当に嬉しいし、きっと彼も楽しんでくれたはずだ!」フェルナンド・アロンソは、ヒート1ではスロットルの問題でリタイア。ヒート2では18位でフィニッシュした。「本当に楽しい週末だったし、観客のみんなも楽しんでくれたら嬉しいね。来年も戻ってくるか? フェリペが誘ってくれたら、絶対参加するよ!」2レースともリタイアに終わった小林可夢偉は、総合19位でイベントを終えた。インターナショナル・チャンレンジ・オブ・ザ・スターズ 総合結果1.ジュール・ビアンキ (1/4)2.フェリペ・ナッセ (6/1)3.ルーカス・ディ・グラッシ (2/6)4.ネルソン・ピケJr. (7/2)5.ヴィタントニオ・リウッツィ (3/5)6.ベト・モンテイロ (8/3)7.セバスチャン・ブエミ (4/7)8.フェリペ・マッサ (10/8)9.ビットール・メイラ (5/22)10.アントニオ・ピッツォニア (12/9)11.ピエトロ・フィッティパルディ (11/12)12.エンリケ・ベルノルディ (15/10)13.アウグスト・ファルファス (9/19)14.ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ (19/11)15.アナ・ベアトリス (13/15)16.リカルド・ゾンタ (22/13)17.ハイミ・アルグエルスアリ (14/DNF)18.ブルーノ・セナ (20/14)19.小林可夢偉 (DNF/DNF)20.カカ・ブエノ (DNF/DNF)21.アラン・コデール (17/DNF)22.ティアゴ・カミロ (16/16)23.レオナルド・ニエンコッター (DNF/17)24.フェルナンド・アロンソ (21/18)25.バルデノ・ブリト (18/20)26.ルチアーノ・ブルティ (DNF/21)関連:・小林可夢偉、マッサのカート大会のヒート2もリタイアで23位・小林可夢偉、マッサのカート大会のヒート1は25位