フェリペ・マッサは、イタリアGPの決勝前にエンジン交換の“ジョーカー”を使用する。今年のF1では、エンジンの2レース使用が義務付けられているが、ドライバーはシーズンに1回だけ10グリッド交換を受けずにエンジンを交換することができる。いわゆる“ジョカー”と呼ばれている権利だ。フェラーリは、一晩中マッサのパワーユニットをチェックし、エンジンの全開率が76〜77%というイタリアGPの決勝レース前にエンジンを交換する決断をした。
チームメイトのキミ・ライコネンが、フランスGPでのエキゾースト破損により、次戦イギリスGPでエンジン交換の“ジョーカー”を使っている。