フェリペ・マッサは、来年フェラーリを去らざるを得なくなった場合、ザウバーに戻る可能性を除外していない。フェリペ・マッサは、2002年にザウバーでF1デビュー。2003年にフェラーリのテストドライバーを務めた後、2004年に復帰し、2シーズンを戦った。2006年にミハエル・シューマッハのチームメイトとしてフェラーリに加入したフェリペ・マッサだが、今シーズン末でフェラーリ育成ドライバーの期待の星であるセルジオ・ペレスとシートを奪われるとの推測が絶えない。
セルジオ・ペレスが昇格した場合、ザウバーには空席ができる。ザウバーは歴史的にフェラーリと政治的な繋がりがあり、現在、エンジン、ギアボックス、KERSはフェラーリから提供を受けている。フェルナンド・アロンソは木曜日、フェリペ・マッサが2013年も残留するかどうかの発言権を持っていることを明らかにしている。「フェルナンドは、結果によってフェラーリ内で非常に尊敬されている。彼がドライバー決定に参加するのは当然のことだ」とフェリペ・マッサは EstadoデS.Paulo にコメント。「僕たちは良い関係を築いているし、彼が僕を支えてくれていることはわかっている。でも、本当に重要なのは僕の結果だ」「それがフェラーリが僕を残留させるか、僕が他チームにいかなければならなくなるかを決める」フェリペ・マッサは、ルイス・ハミルトンがまだ2013年の契約を更新していないマクラーレンと接触したかどうかについてのコメントを避けた。「僕の最高の選択肢は、今結果を出すことだ」最近、フェリペ・マッサは2013年に“小規模”チームと契約するよりも、むしろ“他のことをする”方がいいと述べていた。ザウバーは“小規模”チームかと質問されたフェリペ・マッサは「中規模だ」とコメント。ジャーナリストのリビオ・オレッキは「ザウバーは選択肢になる可能性があるが、私はそうは思わない」と述べた。「チームとは素晴らしい関係があるし、スイス航空で一緒に移動している。私が聞いた感じでは、そこでマッサに会ったら驚くだろうね」関連:小林可夢偉、2013年のF1シート喪失の危機?