マルシャの2015年F1マシンを含めた備品が、管財人のFRPアドバイザリーによってチームの本拠地でオークションにかけられることになった。F1ロシアGP後に管財人の管理下に置かれたマルシャは、F1アブダビGPでの復帰に向けて新しいオーナーを探していたが、投資家候補との買収交渉が破談になりF1グリッドに帰ってくることができなかった。
FRPアドバイザリーは現在、マルシャの本拠地を完全に閉鎖することを要求している。オークションを実施するCAグローバルパートナーズは、12月16日と17日にチーム本社で行われるオークションに出品される備品のリストをウェブサイトに掲載している。リストにはマルシャのレースカーを始め、未完成の2015年F1マシン、レーシングスーツ、トレーラー、テスト用の機械、スペアパーツなども含まれている。