ローレンス・ストロールは、売却ターゲットをザウバーからマルシャに変更したと報じられている。モンツァのパドックでは、カナダの富豪でファション界の大物ローレンス・ストロールが、ザウバーを買収するために細かな交渉を行っていると噂された。だが、交渉は最終的なハードルを越えられず破綻となったとされていた。
Italiaracing は「ローレンス・ストロールは、スイスのチームを買収するというオファーに対して、ペーター・ザウバーとモニーシャ・カルテンボーンからネガティブな反応を受け取った」と報道。だが、同誌は、ローレンス・ストロールが、ザウバーかからマルシャに買収ターゲットを変えた可能性があると付け加えた。ローレンス・ストロールの息子ランスは、フェラーリ“アカデミー”のドライバーであり、フェラーリとは緊密な関係にある。また、ローレンス・ストロールは、フェラーリ P4とフェラーリ275 GTB/4という世界で最も高額な希少モデルを所有している。フェラーリからパワーユニットの供給を受けるマルシャも財政難が噂されており、すでに“アカデミー”ドライバーのジュール・ビアンキを起用している。