マルシャは、2014年F1マシンの開発が順調に進んでいると述べた。マルシャは、2013年シーズンを10位で終えたが、チーム代表ジョン・ブースは、2014年のパッケージにリソースをかけるために2013年シーズンを早めに捨てたことを認めた。「我々のようなサイズのチームの問題は、ゼロから2014年マシンを造るには、我々の全てのリソースがかかるということだ」
「そのため、バルセロナ以降、我々は実際にはクルマにいかなるアップデートももたらさなかった。小さなアップデートは持ち込んだが、大幅なものは何もなかった」「我々は2014年マシンに全てのリソースと努力を注ぎこんだ。スケジュール通りだ。実際、スケジュールよりも前倒しで進んでいる。我々はそのような選択をしなければならなかった。そのような選択をしたチームもいくつかあるが、彼らは並行して開発計画を進めていた。我々はそのような贅沢はできない」2014年、F1は2.4リッター V8エンジンに代わって、1.6リッタ V6ターボエンジンが導入される。マルシャは、2010年にヴァージンとしてF1に参戦して以来、コスワースのエンジンを搭載してきたが、2014年からはフェラーリのエンジンを搭載する。ジョン・ブースは、新しいパートナーであるフェラーリは大きな助けになっていると述べた。「フェラーリは、働くためには本当は素晴らしい企業だ。彼らは契約前でさえ、我々に必要な情報を供給してくれた。彼らは我々がエンジンステージのための最終期限にかなり遅れそうであることをわかっていたからね。素晴らしかった」ジョン・ブースは、フェラーリとのパートナーシップによって、マルシャが10位争うよりも進歩できると楽観的に考えている。「来年、我々が10位を争っていないことを願っている」とジョン・ブースは述べた。「我々は適切なパートナーを選んだ。100%確信している。正しくないというわずかな疑いもない」関連:マルシャ、フェラーリとの2014年のエンジン契約を発表