ティオ・エリナスは、マルシャの空力テストで初めてF1カーを走らせることになった。現在GP3の首位に立っているティオ・エリナスは、18日(火)にケンブル空港で行われるマルシャのテストに参加する予定であり、F1マシンを走らせる最初のキプロス出身のドライバーになる。ティオ・エリナスは、7月にシルバーストンで行われる若手ドライバーテストでもマルシャのF1カーを走らせることがすでに発表されている。
「MR02をドライブするさらなる機会を得ることができてワクワクしているのは言うまでもない」とティオ・エリナスはコメント。「去年の秋から若手ドライバーテストが楽しみいしているし、とても待ち遠しい。今週、直線テストをすることでシルバーストンまでのギャップを埋められるし、マシンやシステム、チームの手順に馴染んですぐに取り掛かれる」「一方で、GP3シーズンに集中してきたし、全力を尽くしていきたい。F1テストに興奮していないふりはできないし、マルシャF1チームが示してくれた信頼に感謝したい。それに良い仕事をしてそれに報いたい」マルシャのチーム代表ジョン・ブースは、ティオ・エリナスは“間違いなく未来のスター”だと述べた。「ティオは我々のGP3チームと共に1シーズンと半分を過ごし、とても印象的な働きをしてきた。我々は、彼と2季目を迎えられたことを非常に喜んでおり、スペインの開幕戦で彼が今季初勝利をもたらした際にはその喜びがさらに増した」「彼は間違いなく未来のスターであり、ケンブルにおける今週の空力テストに始まる両方の機会を手にするにふさわしい」