マルシャのテクニカルディレクターを務めるパット・シモンズは、2014年シーズンに搭載するエンジンを間もなく決定すると述べた。2014年からF1には1.6リッター V6ターボエンジンが導入されるが、現在マルシャにエンジンを提供しているコスワースは今シーズン限りでF1から撤退することを明らかにしている。そのため、マルシャは新たなエンジンパートナーを探しており、フェラーリかメルセデスが候補に挙っている。
フェラーリとメルセデスが候補に挙がっていることについて尋ねられたパット・シモンズは「その通りだ」と Sky Sport にコメント。「ルノーは手一杯だと明言していた。フェラーリとメルセデスは非常にポジティブだ。2014年のエンジン契約に関する当初の目標は5月末だったが、それは2012年の5月末だ。希望よりも遅れてしまっている」今年マルシャのレースドライバーを務めるジュール・ビアンキは、フェラーリの育成ドライバーだ。パット・シモンズはフェラーリとの関係が改善していることを認める。「何の不都合もない。フェラーリに少し近づくことができた」とパット・シモンズはコメント。「だが、フェラーリはもっと多くのチームへの供給を望んでいる。モルモットのように呼ばれるのは嫌いだが、全てが新しいので何が悪くて何が良いのかを調べるために製品サンプルは多い方がいいだろう」
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