マルシャのスポーティングディレクターを務めるグレアム・ローデンは、ティモ・グロックとの契約を解除するという厳しい決断をしなければならなかったにも関わらず、マルシャは自信をもって新しいシーズンを目指すことができると述べた。ティモ・グロックの保持よりもペイドライバーの起用を選んだことで、マルシャに財政的な問題があることが浮き彫りになった。
しかし、グレアム・ローデンは、ティモ・グロックとの契約解除は厳しい決断だったが、今後のチームの将来を保証することは正しい行為だったと考えている。「チームの将来を確保するこのような決断は難しいものだ」とグレアム・ローデンはコメント。「ハンブリーの全員がかなりの時間をかけて2013年マシンに本当に一生懸命に働いている。我々は大きな前進を果たせると思う」「全員がまだ来るべきシーズンにかなり興奮している。テストをして、クルマがどのようなパフォーマンスを発揮するか確認するのが待ち切れない。我々は本当に懸命に働いているので、全員が今シーズンがどうなるかを確認したがっている」「チームゲームだし、全員が多くのド録を費やしてきた。それについてはかなり期待している」マルシャは、まだ2013年F1マシン「MR02」の発表日を明らかにしていないが、2月5日からヘレスで行われる初テストへの参加を目指している。関連:・マルシャ、ティモ・グロック離脱に“商業的”な要因を示唆・マルシャ、ティモ・グロックの離脱を正式発表