マーカス・エリクソンは、2018年にアルフォロメオ・ザウバーのF1ドライバーとして、チームとの4シーズン目を戦くことになった。ザウバーがフェラーリとの提携を強化し、アルファロメオがタイトルスポンサーとして財政面でもサポートすることが決定したことで、ザウバーのチームオーナーとのパイプが太いマーカス・エリクソンだが、シート喪失の可能性も噂されていた。
しかし、アルファロメオ・ザウバーは2日(土)にイタリア・ミラノで開催した記者会見で、マーカス・エリクソンとシャルル・ルクレールをレースドライバーに起用することを発表。チームへの残留が決まった。フェラーリがシート獲得を希望していたアントニオ・ジョヴィナッツィは、サードドライバーとして機会を伺うことになり、2018年F1シーズンはエリクソンにとって勝負の一年となる。マーカス・エリクソンは「まず、アルファロメオと新しいパートナーシップを結んだチームを祝福したい。2018年にこのチームで走るのは大変光栄なことだ。興奮していえるし、この有望な旅路の一員であることを誇りに思う。自分はチームとの経験と知識を加えていけると確信している」とコメント。「この冬はとても忙しくなりそうだし、良いシーズンのスタートを切れるようにクルマの開発を進めてくことが重要だ。2018年は大きなステップを果たしてフィールドで順位を上げる良いチャンスだと希望を持っている」ザウバーのチーム代表フレデリック・バスールは「マーカスは経験豊富なF1ドライバーであり、過去3年間一緒に作業したことでチームや手順を良く知っている。彼はチームプレーヤーであり、とてもポジティブな姿勢を持っている」と述べた。関連:アルファロメオ・ザウバー、2018年F1マシンのカラーリングを発表