チーム消滅が決まったマノーが、幻の2017年F1マシンとなる『MRT06』の風洞モデルを公開。今シーズンのF1マシンがどのようなルックスになるかを初めて公開した。マノーの管財人は27日(金)、チームを救済する買い手が見つけることができなかったことを発表。チームスタッフは解雇されることとなり、現状のチームは消滅することとなった。
マノーは別れを告げるために、チーフデザイナーのルカ・フルバット、空力部門責任者のニコラス・トンバジスをはじめとしたスタッフたちは2017年シーズンむけて準備してきた『MRT06』の50%スケールの前で写真におさまった。このモデルは、メルセデスの風洞でチームの開発プログラムの一部として使用されてきた。マノーは、チーム存続のために2016年マシンの改良版で今シーズン序盤を戦うことをFIAから許可されていたとされているが、写っているマシンは、2017年型の新車だと考えられる。※海外メディアではMRT07と報道しており、実際の名称はMRT07となっていた可能性もある。マノー、チーム消滅が決定