マノーは、F1チームの株式買収について新たな投資家との交渉を進めていると Autosport が報じてる。マノーは、しばらくの間、名前が明かされていない投資家と交渉を進めていたとされ、過去数週間で発展しているという。情報源によると、マルシャを消滅から救ったスティーブン・フィッツパトリックは、プロジェクトへの関与をまだ望んでいるという。
2017年のクルマの計画を中断しないために、速やかな決議が両者によって支持されている。少なくとも短期的にはマノー・レーシングの名前は保持されると予想されている。買収についてコメントを求められたマノーのトーマス・マイヤーCEOは「我々がチームの多数株式の買収について第三者と議論していることを認めることができる」とコメント。「現時点で言えることは多くはないが、議論は進んでおり、まもなくポジティブなニュースが得られることを期待している」交渉は、マノーがブラジルでコンストラクターズ選手権10位を失ったあとに明るみに出た。マノーは、予算の約6分の1にあたる1350万ドルを失う可能性が高い。取引が成立すれば、2015年にチームが救済されて以降、印象的な進歩を果たしてきたチームは報われることになる。昨年、トップからのマノーのタイム差を表す“スーパータイム”は106.459%であり、それは次に遅いマクラーレン・ホンダから3.427%遅れていた。今年、マノーのスーパータイムは103.810%と昨年と比較して2.649%向上しており、それは次に遅いザウバーから0.293%となっている。報道によると、取引が成立するまで2017年のドライバーラインアップの発表はないとされている。