フェラーリでエンジニアリングディレクターを務めていたパット・フライが、前にマノー・レーシングに移籍した。 パット・フライは、マノー・レーシングで“エンジニアリング能力の発展を促すため”にエンジニアリングのコンサルタントを務めることになる。マノー・レーシングは、昨年末にジョン・ブース(元チーム代表)やグレアム・ロードン(元スポーティングディレクター)がオーナーのスティーブン・フィッツパトリックとの意見の相違からチームを離脱し、チームは大きな変化の時を迎えている。
昨年には、かつてマクラーレンでフライの同僚だったデイブ・ライアンがレーシングディレクターに就任しており、今回のパット・フライ加入についてマノー・レーシングは次のように述べている。「我々のエキサイティングな新テクニカルパッケージを全力で進めるにあたり、それを促進するべくパット・フライを迎えられたのは非常に幸運なことだ」「バルセロナテストからマシンにパフォーマンスをもたらし、それをメルボルンでレースサーキットに反映させ、2016年に可能な限り強いスタートを切ることが目標であり、またシーズン序盤から優れた基盤を築くことでもある」
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