アメリカのビジネスマンであるタボ・ヘルムンド率いるグループが、マノーF1チームの買収を評価している。近年、アメリカとメキシコのF1復活に貢献したタボ・ヘルムンドは、マノーの支配的株式を取得するたえに投資家グループを率いているとされている。だが、マノーは現在、チーム代表のジョン・ブース、スポーティングディレクターのグレーム・ロードンの相次ぐ辞任により、混乱のさなかにある。
タボ・ヘルムンドは、現在のマノーのオーナーであり、今年初めにマルシャを管理から救った投資家のスティーブン・フィッツパトリックと交渉をまとめられると感じている。だが、タボ・ヘルムンドは「1月下旬もしくは2月になれば、遅すぎると思う。パートナーと私は関心を失うだろう」とコメント。マノーは、2016年からメルセデスのパワーユニットを搭載することになっており、タボ・ヘルムンドはチームを賢明に運営できると確信している。「マニュファクチャラーチームと戦うことがゴールではない」とタボ・ヘルムンドは付け加えた。「メルセデス、レッドブル、フェラーリ、そしてマクラーレのように年間4億ドルを使うつもりはない。だが、我々は赤字にすることなく、きちんとチーム運営できると思っている。5位を争えると思っている」タボ・ヘルムンドは、すでにドライバーラインナップを構想しており、NASCARのデイル・アーンハートJr.を乗せたがっているが、今年マノーでF1デビューを果たしたアメリカ出身のアレキサンダー・ロッシがより現実的な選択肢だと認めている。
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