パストール・マルドナドが、ナイトレースで開催されるF1シンガポールGPについて語った。シンガポールの展望は?ポジティブだよ。シンガポールは素晴らしいイベントだし、楽しいサーキットだ。それに、僕たちには素晴らしいクルマがある。今年、僕たちは多くの様々なコーナーでパフォーマンスを発揮できることを示している。シンガポールでも力強いパフォーマンスを発揮したい。
マリーナ・ベイで良いラップを走る鍵は?シンガポールはトラクションが重要だ。本当に大きなファクターだ。全体的にコーナーは遅いし、タイトだからね。良いラップタイムを刻むにはそれらの立ち上がり方が重要だ。低速コーナーの立ち上がりでトルクとトラクションを管理するのは難しい。あとは速いラップでの通常のこと全てに目を向ける。ウォールがかなり近いのでミスができないトラックだ。マリーナ・ベイは身体的に大きなチャレンジですか?そうだね。全体的にまったく休むところがない、とても大変なトラックだ。絶えずコーナーを曲がっているか、ブレーキングをしているし、2つの短いストレートしかないのできちんと休むには十分ではない。でも、そういうのが僕は好きだ。素早くリズムを掴めるからね。身体的にはタフだ。湿気が高いし、長いレースだからね。モンツァなんかよりもずっと長い。夜のレースは楽しいですか?正直、昼でも夜でもレースをするにはあまり違いはない。理由はかなりシンプルだ。走っているときには上の方は見ないし、いつも真っ直ぐ前をみて集中しているからね。大きなチャレンジはターマックの温度だ。夜はちょっと温度が低い。それによってちょっと異なるアプローチをとる。自分たちのスタイルを少し適応させなければならないし、できる限りタイヤに熱を引き起こしておかなければならない。体内時計をリセットするのは問題ですか?みんな知っていると思うけど、僕たちはヨーロッパ時間のままで過ごす。一部の人々はそれがタフだと言うけど、僕にとってはそんなに難しくはない。一度それを経験すれば、その方法で生活することに慣れるものだし、いずれにせよ2〜3日だけのことだ。かなり湿気が高いので、身体的な要求の方がずっと厳しいし、レースに先立って十分に水和しておかければならない。もちろん、コックピットのなかにいる間もね。おそらく、そこが僕たちの準備のなかで最も重要な部分かもしれない。イタリアGPを振り返ってみていかがですか?またモーターホームでレースを観ることになったし、そんな風にレースを過ごしたくないよね! フラストレーションを感じたよ。良いスタートを切ったけど、他のクルマが接触してきて、僕のレースは終わった。そのラップは走り続けたけど、フロントサスペンションがダメージを負っているのは明らかだった。ガレージでリタイアできたのはいくらか幸運だった。ロマンは事故後も続けようとしたけど、トラックにクルマを停めなければならず、帰り道を見つけなければならなかったからね。僕はすぐにレースを観ることができたよ! モーターレースではそういうことが起こるものだ。チームは本当に一生懸命に仕事をしているし、僕たちは多くのポイントを獲得するのにふさわしい立場にいた。今後に目を向ければ、イタリアGPはヨーロッパシーズン最後のレースだったので、僕たちのモーターホームでの最後のレースだった。シーズン残りの7戦では全ラップでクルマに乗って楽しめることを願っている。