パストール・マルドナドは、プレシーズンテストでの燦燦たる成績にも関わらず、2014年にロータスに移籍したことは正しい決断だったと思っている。独特な“2本牙ノーズ”を採用するロータス E22は、1回目のヘレステストに間に合わず、その後のバーレーンテストでは深刻な信頼性問題に苦しんだ。パストール・マルドナドは、昨シーズン末に遺恨を残してウイリアムズを離脱した後、ロータスに移籍した。
ウィリアムズはプレシーズンテストで印象的なパフォーマンスを発揮したが、パストール・マルドナドはロータスに移籍したことは間違った決断だとは思っていない。「僕の考えでは、これまでで最高の決断だ」とパストール・マルドナドはコメント。「風洞で初めてクルマを見たけど、素晴らしかった」「完全に異なるクルマだし、パドックで最も興味深く、最も美しく、アグレッシブなクルマだ。デザイン面で彼らは本当に素晴らしい仕事をしたと思う」「規約を利用して、クルマの細かな詳細を調べたことで、クルマは印象的に見える。シーズン中に良いクルマを得られることを願っている」ロータスは、おそらく全チームのなかで最も準備不足な状態でメルボルンに向かうと考えられており、ロマン・グロージャンはルノー勢で最も遅いクルマだと評価している。だが、パストール・マルドナドは、オーストラリアでのパフォーマンスを移籍が正しかったを判断するために使うべきではないと考えている。「結果としてチームを移籍するという決断が良かったのか悪かったのかはわからないけど、まずはレースをする必要がある」「シーズンは長いので、様子をみてみるつもりだ」
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