パストール・マルドナドは、ウィリアムズに残留することが2013年の第一選択であることを認めた。最近のレースでは事故が連続しているが、F1スペインGPでの優勝によってマルドナドの株は比較的上がっている。だが、パストール・マルドナドは、別のチームで走ることを追求する予定はないと述べた。ウィリアムズが、ベネズエラの石油企業PDASAとの関係を続けることになれば、例えそれがマルドナドではなくとも、ベネズエラ人ドライバーを走らせることが条件だと考えられている。
ウィリアムズが来年の第一選択かと質問されたパストール・マルドナドは「僕の見解ではイエスだ。チームを信頼しているからね」とコメント。「このチームには大きな将来があるし、常に改善している。離れる前にこのチームでチャンピオンシップに勝ちたい」ウィリアムズは、今シーズンが終了するまで2013年の計画を固めるのを待つ予定であり、パストール・マルドナドの将来は、今シーズンが終了するまで発表されないとみられている。実際、今年のマルドナドのチーム残留も、昨年の12月1日まで発表されなかった。パストール・マルドナドは、自分のパフォーマンスには満足しているが、ウィリアムズでの将来についてはいかなる仮定もしてないと主張する。「いかなる交渉もしていない」とパストール・マルドナドはコメント。「彼ら(ウィリアムズ)はシーズン終了まで待つだろう」「F1ではどうなるか決してわからないけど、自分ではかなりうまくやっていると思っている。みんなのことが好きだし、彼らと素晴らしい関係を築いているけど、様子を見てみるつもりだ。どんなことだって起こり得るからね」「まだ9レース残っているけど、来年も楽しみにしている。チームも来年にむけて懸命に作業しているし、様子をみてみたい」