F1マレーシアGPの主催者は、現在の契約が切れる2018年をもってF1開催から撤退することを検討している。 近年、マレーシアの観客数は減少傾向にあり、今年は対前年比で10%減少したと New Straits Times は報道。今シーズンのF1マレーシアGPの観客はセパン・インターナショナル・サーキットのキャパシティの55〜60%にとどまり、主催者側は重い負担となっている開催費に見合う価値がF1レースにあるかを確信できないでいるという。
セパン・インターナショナル・サーキットのダト・アハマド・ラズランCEOは「中断するのがマレーシアにとって良いことかもしれない」と同紙にコメント。「このプロダクトはもはやエキサイティングではないと考えている。1チームが支配している」今週27日(木)には、サーキットオフィシャルとマレーシア財務省が将来のF1開催について決断すると報じられている。 マレーシアは1999年からF1カレンダーに組み込まれており、タイトルスポンサーであるペトロナス(Petronas)から資金を受けてきた。今シーズンは、シーズン序盤から終盤に移動してF1シンガポールGPの2週間後に開催されており、観客数の減少についてはこの影響も指摘されている。
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